「100えんBIG30くちっ!」
某駅前の宝くじ・サッカーくじ売り場で、威勢の良い声が響いた。
思わず振り返る。
そこにいたのは上下ジャージとサンダルの無精ひげ中年男。
パッと見、働いているような雰囲気がなく、生活感も希薄。
これに人生逆転を賭けてますみたいな感じだった。
自分も会社に嫌気を感じながら、脱出したいの一心で、
富くじを購入することがあるので境遇は同じようなものか。
人混みに消えていく彼を見届けながら、結構、ウマが合うかもしれない
と想像した。
30口なら、理論上の当選確率は約16万分の1だ。
買い続ければ、いつかは当たる。
がんばってほしい。
お互いに健闘を誓おうでないか。
でも予算の都合で今週は見送り。