市場不良対応や顧客評価部門からの不具合指摘問い合わせが、
次から次へとやってくる。
そのうちの1件が、ようやく今週解決した。
原因は、ソフトのバグではなく、顧客工場でのデータ書き込みミスに
よるものだった。
最初から、それを疑っていたのだが、顧客はそれを認めようしなかった。
こちらで、同じようにわざとデータ書き込みをミスした状態で、
動作確認したら、同じ現象になった旨を連絡したら、ようやく、
データを確認する気になり、結果書き込みミスと判明しクローズ。
炎上案件の中には、このような濡れ衣もあるのだが、
だからと言って甘く見ていると、こっちのバグだと確定することが
あり、油断禁物だ。
基本、悲観論者なので、うちのソフトがバグっているだろうといつも
悲嘆にくれながら確認作業に入る。もちろん、協力者はいない。
いても、解析できる力がない。
まだ積み残っている炎上案件がいくつもある。これらが
永遠のゼロになることは決してない。
ここから一刻も早く逃げたい。
もう十分に耐えに耐えたろ自分。