先週末、西村経済再生相の配下の
1月に約378時間の超過勤務(残業)をした職員がいたというニュースは、
ご存知の方も多いでしょう。
自分の若いころは、残業100時間超えなんて、当たり前の時代だった。
それくらいやらないと、生活できないほどの安月給という事情もあった。
○ニーという会社自体が、残業無制限一本勝負の精神性をもち
それでも、最高の残業時間は155時間だったと記憶している。
今回は378時間の残業。総労働時間ではなく、残業だけで378時間ということだ。
総労働時間を加えると378+160=538時間になる。
1月は31日までなので、30×24=720時間。
労働時間の占める割合が74.7%にもなり、よく生きていたなというのが実感。
もし自己都合退職しても、ハローワークで意義を訴えれば、
間違いなく会社都合にひっくり返せるだけの鬼勤務時間。
さて、もしも自分が残業378時間したら、翌月の残業代はどれくらいに
なるのか計算してみる。(弊社ルール、自分の残業単価で計算)
超過勤務の区分けは、通常残業時間と深夜残業と休日出勤になる。
(これだけの超過勤務だから、当然、休日出勤もしていただろう。)
18:00~22:00までの通常残業時間を80時間
22:00~朝7:00の深夜残業を128時間
休日出勤170時間
として分けてみた。
次に残業単価はこうなる
通常残業(130%割増) 3,100円/時間
深夜残業(145%割増) 3,450円/時間
休日出勤(150%割増) 3,570円/時間
以上から、
総残業手当=3100×80+3450×128+3570×170=1,296,500円
まいど!所得税で相当引かれるだろう。
それでも、基本給を加えて手取り120万ほどは確保できそうだ。