こころの定年 セミリタイア

悪い我慢を続けて人生を棒に振った人  不器用にしか生きられない

不毛な残業会議だった

夕方から社内会議

もうとっくに実施すべき時期を過ぎている会議

 

それでも実施しなければならない理由は、

社内設計基準であることと、後でISO監査の指摘を受けないため

 

長年の経験から、

このような基準や監査に適合させるための作業って

製品の性能や品質、バグ未然防止に全く寄与しないと言える

 

こんな無駄な儀式のために、資料造りに奔走させされる開発設計者

 

そして、

機能仕様や設計書の読み合わせ、ソースコードレビューといった、

本来、開発設計に必要な工程が疎かになる。

 

馬鹿馬鹿しい

 

そしてさらに厄介なのはレビューアだ。

開発設計経験ゼロのド素人以下の人間。。。

まあ、便宜上、”まだいたのか”という名で呼んでおこうか。

 

その”まだいたのか”、

座学なのかネットの拾い記事なのか知らぬが、そこで仕入れた薄っぺらな

知識をもって、皮肉たっぷりにネチネチ文句を垂れてくる。

 

開発チームは、妥協点を探るべく案をいくつか用意して、会議を前に進めるよう

に努めるけど、本質から乖離した文句ひとつひとつに応対するだけで

モチベーションが急低下していく。

 

堪らず、設計者のひとりが少し反論すると、

なにせ容量の少ないコンデンサ頭なものだから、直ぐに導火線に火がついて、

顔を紅潮させ、唾が飛びそうなくらいに興奮し、全く論点が定まらないことを

喚き散らし始める。

 

残業時間がどんどん過ぎていった。

 

そんなやり取りを見聞している最中に、自分が思ったことは、

「”まだいたのか”は、まだいたのか?」 ということだった。

役職は無く、もう定年間際なハズだ。

もういい加減、後輩に道を譲ったらどうなんだ?

その方が、こちらは嫌な気分にならなくて済む。

 

邪魔者扱いされているのを本人は十分自覚していて、

だからこそ、余計に、小突き回すのかもしれない。

本当、設計にとって、たまったものではない。

 

”まだいたのか”を雇用継続するために設けられている会議と言えた。

そんなものを雇用する体力は、会社に無いはずだ。

 

担当者が変わってくれれば、もう少し円滑な議論に向かうのだけど、

必ず参加してくるのは、”まだいたのか”。

よっしゃ!俺の出番!とでも思っているのかさ。