先月末に150人が退職した。
うちの部署も半分以上減った。
退職当事者からの情報により、協定違反の退職強要が行われたことが発覚した。
主な会社側の違反を挙げる。
・「希望退職優遇措置への応募は、本人の希望によるもの」
のはずが、実際には、何度も何度も面接を繰り返して精神的に追い込んだ。
・「決まられた応募期間内で募集は終了する。延長はしない。」としたはずが、
期間を大幅に超えて、徹底的に個人をターゲットに、
イエスと言うまで威圧をかけ続け退職させた。
・「退職金は、退職月の翌月に一括で支払う」という会社規則だが、
渡された退職金明細には、実際はいつ支払われるかが記載されていない。
・「全従業員に応募の資格がある」とされていたが、ふたを開けてみれば、
組織運営に重大な支障がある者は優遇措置適用外になった。
自分のどこがキーパーソンなのか分からないが、不幸にも適用外扱いになった。
5回面接した挙句、降参し辞めた人から聞いた話だと、
面接の入り口で、
「あなたの居場所は、もうここにはない」
と言われたそう。
しかし、居場所が無いような状況を作り出した真因は、
経営者連中が大失態を何度も繰り返し、山のような赤字を毎年出し続けても、
そこから一切学ばずに、開発設計現場の声を聴かずに放置してきたからだ。
現場軽視で知ろうとしない役員と、日々顧客と最前線で奮闘する現場との
意識乖離が、日本海溝並みに深まった。もう現場には不信感しかない。
自信の経営手腕の至らなさが、毎年のリストラ体質と現場との乖離を
招いたことに気が付くだけのオツムが、あの連中には無い。
こういう連中に対して、自分が吐く言葉は「バカ」ではない。
「バカ」という言葉には意味が無いと思っているので使わない。
奴らには「下手糞」と言いたい。
「下手糞」にはしっかりと意味があるから。
多くの仲間が去って行ってしまった。
まだまだ、活躍できる人も多い(もちろん、そうでない人もいるけど)。
つまらない。居る意味がない。
去った人も大変な道が待っているかもしれないが、
残された者にも、同様にいばらの道だ。
ひとりで300機種の製品の開発と保守をカバーしなければならない。
残業は禁止なので、サービス残業毎月100時間とかだろう。
すでに昨日もサービス残業3時間だった。
新型コロナ第7波による感染腐敗列島化も、不安感を増長させている。
感染する恐怖と過労でいつ倒れるかの不安との間に生かされている。
ドラッグ漬けになっている。